皆さん、こんにちは!
いつもあなたの心に、ファイヤー村田です。
今日は、どぎゃん??
世間はコロナウイルスで大変な事になってますね。。
私ができることは、ピンチをチャンスに活かすことです。
コロナウイルスが治るまで、この愛着シリーズを書き続けますw
さて
愛着その4(トイレ編)
1日に何回も使うトイレ。
そのトイレに愛着が持てたら、いいと思いませんか?
井手棟梁が手がけているのはトイレカウンターの天板。
何やら面の部分に細工をしているようです。
こんな所に死に節が〜ではなく、ちょうどココをくり抜いて手洗い鉢を据えます。
右端のギザギザが気になりますが。
実は、ギターを造っていました。
んな訳ないですねw
くり抜き作業。
天板が大きすぎるとトイレ内が窮屈になるので、極限まで幅を狭くしました。
だから手洗い鉢の大きさのバランスが非常にシビアになってきます。
こんな感じで仮置き。
支えの柱は磨き丸太。
2寸(60mm)くらいですかね?
大きいとゴツく見えるので、これくらいに。
さて、これはどこに使う板だと思いますか?
何やらノコ目の線が見えますね?
その板を取り付け始めました。
何でしょうね?
飾り棚の側面についてますね?
何でしょう??
何やら木目が3Dのように見えます?
そうなんです。
極限の細さ溝の深さで、美しいデザインを出しているのです!
写真では伝わりにくいのが残念です。
これが、職人の技です。
「いつか使ってみたいと思っていました!」
満面の笑みでそう話してくれましたw
トイレのスペースを考えて、極限まで幅を狭くした苦労がわかりますでしょうか?
そして、いよいよ天板が取り付けられます。
いかがでしょうか?
自然素材の特徴を最大限に引き出した、トイレカウンター。
ここまでが大工の仕事です。
次は、左官工事。
いぶし瓦の質感のあるタイルを採用しました。
斜めに貼るところが、職人泣かせですw
目地詰めが終わり、
腰部は、つや消しタイプの黒タイルを採用。
次に壁の仕上げに入ります。
「トイレの壁を土壁にしたいので、隣の小屋の壁の一面を剥がしていいですか?」
「えっ!?」
地震で一部破損した壁があったのですが、その土壁に使われた「泥」を使いたいとのことでした。
100年前の泥です。
これです。
転圧機で泥を粉々にします。
藁(わら)も使うとのことで
使えそうな小さなものを選別。
そして塗ります。
100年前の泥がこうして再現されるのは灌漑深いです。
山村左官親方の山ちゃんとは同級生ですが、いつも素晴らしい発想で仕事をしてくれています。
左官職人が少ない中、頼りにしています。
先ほどの、わらです。
紅葉も塗りこまれていました。
乾いてくると、割れが出てきましたね!
いかがでしょうか?
この割れは作ってはできません。
自然素材を活かして、職人の気持ちが入ってからこその、この割れです。
しびれます。
月とお団子もありましたw
それぞれの職人の魂が込められた、世界に一つだけのトイレ。
愛着が湧かない訳がない!
村田工務店の家づくり、いかがでしょうか?
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その手刻みの素晴らしさを伝えるのが、私の天命です。
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