第35回 くまもと希望の星定例会
2018年5月16日(水)
会場 村田工務店3F
幹事 村田工務店 村田英樹
タイムスケジュール
14:00 村田工務店作業場集合・自宅見学
14:30 作業場切り込み見学
14:45 移動
15:00 定例会へ
15:00~15:05(5分) 開会および会長挨拶 幹事:村田
15:05~15:30(25分) グリーン化事業グループ 中津
16:25~16:45(20分) JBN九州次世代の会報告 村田 先日の北九州の気づき・振り返り
16:45〜17:00(15分)休憩
17:00~17:10(10分) KKN報告 四ツ村事務局長
17:10~17:20(10分) 中津報告
17:20~17:50(30分) 村田工務店 プレミアム商品「刻KiZaMi」 仕様・価格公開(マル秘)
17:50~18:00(10分)まとめ 閉会挨拶 本田副会長
構造現場見学会
「刻」 KiZaMi=最高級商品 Premium
長期優良住宅・ZEH仕様
建物・80坪6LDK+ウォークインクローゼット
太陽光発電8kw・蓄電池8kw
薪ストーブ・デコスドライ工法
外壁の下地は桧の板を使用しています。
構造用合板を使わない地震に強い、長期優良住宅です。
建坪約80坪の二世帯住宅です。
屋根には太陽光発電システム8kw、蓄電池8kw の最新の設備です。
ガルバ+和型瓦(一文字葺き)は品格があります。
下屋を長く出せるように丸太の柱を立てています。
その為に雨戸・戸袋は桧を使用しています。
昔の家づくりを敢えて採用いたしました。
2Fはシャッターを採用。
ベランダは布団が一面に干せるように広くとっています。
断熱材はデコスドライ工法を採用。
新聞紙を原料とした自然に優しい、高断熱工法です。
特にこれからの梅雨時期には水分を吸収しますので、効果を発揮します。
断熱性+耐震性を考慮したトップクラスの性能を
手刻みでつくる家づくりです。
棟上げは、約1週間かかりました。
和室まわりの柱は、6寸(180mm)を使用し、昔ながらの差鴨居を採用。
梁の下に構造材として鴨居を入れることにより、耐震性が更にUPします。
差鴨居はこのようになっているのですが、1か所つくるだけで相当な手間暇がかかります。
鴨居が構造材として柱を貫通して、コミセンを打ち込んでロックしています。
プレカット(工場加工)が主流の中、なぜ時間がかかる手刻み工法にこだわるのか・・・
それは、創業から100年、先代から受け継がれた技術・魂を後世に伝えることが
村田工務店の理念だからです。企業理念として掲げております。
大量生産ではなく、量より質、いかに質の良い住宅を提供していくか?
これは、槍鉋(やりかんな)というものです。
見たことありますか?
私も初めて見ましたw
これで、大黒柱(8寸)に凹凸をいれます。
五代目の息子と、初めての仕事でした。
10年後には修業を経て、会社に入る予定です。
これから更に100年、創業200年へ立派に受け継いでもらいたいと、切に願います。
このように弊社村田工務店の取組などを説明させて頂きました。
耐震性、断熱性の高性能住宅をこれからも取り組んで参ります。
また、その様な価値観を共有する為のグループでなければなりません。
補助金ありきのグループではなく、本当に質の高い家づくりを各社が取り組む為に、衆知を集め活動を行って参ります。