皆さんこんばんは、坂本です。
本当に一週間経つのが早く感じている今日この頃です。
充実している証拠なのでしょうか。
この調子であっという間に歳をとっていくのでしょうか。
そう思うと一日一日を大事に過ごしていきたいです。
さて、今日は新しく始まった益城町の現場です。
この現場は当社での復興住宅第二棟目になります。
先日地鎮祭が行われたのですが、着工するにあたって障害物が。
↑の写真は着工前の写真です。
ちょうど建物の基礎に掛かりそうな位置に木の根が残っていました。
なかなか立派な木ですが、果たして根っこはどのようなモノか。
想像以上の大きさでした。
見えていないだけでかなり根を張っておりました。
白蟻が怖いので他の木の根も綺麗に撤去して欲しい、とのご要望を受け
植木屋さんに撤去をお願いしたのですが
量の方も想像以上でした。
建物の邪魔にならなければ問題は無いのですが、これから家を計画される方は
そこら辺も注意されると良いと思います。
さて、障害物も無くなったところでいよいよ着工です。
まずこちらの現場は地盤改良から。
最近の現場は地盤改良工事が非常に多くなっております。
今回の地震後、いろいろな建物を見てきたのですが、
地盤改良工事をした現場と、そうでない現場の被害は雲泥の差でした。
こちらの現場はコンクリート杭を注入するものです。
安い金額ではなく、建物が完成すると見えざるモノになりますが、
お金で安心感が買える、と思えば良いのではないでしょうか。
見えない部分こそしっかりとした工事が必要です。
そして基礎工事。
もうおなじみ、こちらは当社こだわりの割栗石。
その後砕石を敷き詰めて入念に転圧を行います。
こちらもコンクリートを打つと見えざるモノになりますが
基礎が強くなる大事な工事です。
そしてこちらもおなじみ、基礎工事が始まる前の遣り方です。
先週も遣り方のブログをUPしておりました。
またも永田と一緒。
またもタオルを巻いて形から入っております。
今回は基礎屋さんも一緒に。
わたしも狙いを澄まして遣り方をさせて頂きました。
こちらの施主様は仮設住宅に入っておられます。
着工前、ご近所の方へ挨拶へ伺った際に
『息苦しい仮設住宅で待っとらすから、なんさん一日でも早く建ててやって』
と言われました。
今までも被害にあわれて心待ちにされている施主さまが多かったですが
近所の方からこう言われたのは初めてでした。
人助け
というと大袈裟かもしれませんが、やりがいを感じております。
K様、今しばらくお待ちください。
大工さんも見えないところでですが魂を込めて手刻みを行っております。
また現場の進捗状況はUP致します。
今日はこの辺で。