皆さん、こんばんは!
いつもあなたの心に、ファイヤー村田です。
今日は、どぎゃん??
さて
愛着その7(玄関土間編)
「玄関は顔」といいますよね?
玄関に入ったら家のレベルがわかると言っても過言ではないと思います。
そして、土間。
今回は、玄関土間のある家をご紹介いたします。
そう、こちらは築111年の家をリノベーション致しました。
昔の材料を活かしつつ、現代のデザインを取り入れる。
まさに、不易流行。
ジャッキUPにより家が持ち上がった状態(嵩上げ)での柱のほぞ造り。
黒い材料が昔のものです。
土台は当然ですが、全て新しく桧の土台を採用しました。
グリーンのカバーをしている2本の化粧柱は、上部の新しい梁を支えるために設けました。
以前の3本の柱の立ちが歪んでいた為に補強をしながら行う、高度な技術です。
天井板は杉板を使用。
実は、既存の柱を隠すためにL型にくり抜いた新しい柱をその上から被せました。
前の写真を観て頂くと解るように程度が悪かったからです。
玄関は顔ですから、キレイにしようと判断。
現場担当の永田。
収まりからコーディネートまで一人でほぼ行いました。
弊社の現場監督は、営業・設計・積算・コーディネーターそしてアフターサービスと一人で6役こなします。
これが、村田工務店の求められる現場監督の基準です。
故に、5年でプロフェッショナルになります。
何やら円形の細工が・・・
そう、永田によるフリーハンドでデザインしたものを具現化します。
なかなかのセンスです。
仕上げは竹ですが、木材でバランスを確認。
いい感じです。
今回は、玄関から土間がつづく仕様になるために、モルタルで下地をつくります。
以前は、広縁でした。
左官が円を漆喰で仕上げます。
皆さん、コテで塗ったことありますか?
メチャクチャ難しいですよ!
左官職人の技術力に感動します。
縁の中は、黒漆喰での磨き仕上げ。
いい感じで仕上がりました。
担当の永田は、雑誌用の撮影w
さらにモルタルを塗ります。
そう、今回は洗い出し仕上げを採用。
表面を磨いていきます。
かなりの手間です。
いい感じでしょ?
一般的にはタイル仕上げが多いのですが、洗い出しは独特な味があります。
愛着といったら、こっちですかねw
式台に使った材料は・・・
既存の床板に使われていたものを再利用しました。
古民家再生の良いところが、こういうものです。
玄関奥にあるシューズクロークもひと手間あります。
左側にある6個の小物入れは・・・
そう、車のキーボックスです。
6台ある訳ではありませんが、何かと重宝します。
外平棟梁が造りました。
小さな仕事でも見ればわかります。
手を抜いてるか否かを。
右側は三連のシューズボックス、左の棚は子供さんのランドセル・サッカー道具などを入れるのに重宝します。
クローゼットもあります。
カッパ、コートなどかけられます。
完成見学会の時ですが、お客様が反応されたのが・・・
2つの打ち出の小槌。
節があるところに、わざわざ棟梁がくり抜き造りました。
心ある手間暇ですね。
今回、玄関から奥の和室まで土間にしたのは、奥様からの要望でした。
「お坊さんが来られるのにリビングを通らずに、直接和室から入って欲しいんです。」
あるあるですよね~
実際、私の自宅もそのような考えで設計しました。
ラジオ収録の時のものですw
皆さん、「わー!わーー!!わーーー!!!」っておっしゃられていました。
古民家は新しい命を吹き込むことで、蘇ります。
既存の状態からは想像がつかない程、生まれ変わりました。
施主様も大変ご満足いただいております。
愛着のある土間玄関。
いかがでしょうか?
感謝
「1%の価値観」・・・
現在、手刻み工務店は全国で1%のシェアしかありません。
99%が工事加工によるプレカット工法です。
だからこそ、その1%に価値があるのです。
私たちの家づくりには、手刻みによる大工の魂が込められています。
その手刻みの素晴らしさを伝えるのが、私の天命です。
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