皆さん、こんばんは！
いつもあなたの心に、ファイヤー
村田です。
今日は、どぎゃん？？
さて
愛着その3（TVボード編）
皆さんは、現在どのようなTVボードをお使いになられていますか？
恐らく既製品が圧倒的に多いと思います。
そのTVボードに愛着はありますか？
弊社でも提携している家具屋さんが提案する既製品もありますが
大工・建具職人が作る、手づくりのTVがあります。
それをご紹介したいと思います。
ケヤキの一枚板です。
長さは約3mくらい。
これは、天板に使うものです。
これは側板。いわゆる脚ですね。
こんな感じです。
脚ができましたね。
天板をひっくり返したのではなく、底板です。
これで、大枠は完成。
無垢板は既製品と違って真っ直ぐじゃないんですよね。
なので難しいんですが、だからこそ面白いんですよ！
作る方も、使う方も。
2つの穴は、TVの配線を通す穴ですね。
ケヤキのいい顔（木目）してます。
自然な側面の曲がりがいい感じだと思いませんか？
間違っても、これを真っ直ぐに切って整えたらブチ壊しですw
脚のところに丸い棒（ダボ）が埋め込まれているのは、中段の棚板を引っ掛けるためです。
右側に少し割れがありますよね？
これをヒビ割れと捉えるか？自然の味と捉えるか？
もし、ヒビ割れと思う方は既製品の方が良いと思います。
ましてや、ここにコーキングを入れて埋めるのは、それこそぶち壊しなんです。
自然素材は自然のままに使うのが一番良いです。
中段がつきましたね。
これくらいの空間ならば可動棚よりも固定の方が良いと思います。
（ルーターなどの機器の高さ注意）
漆喰の壁に石とタイル貼りで更にボードが引き立ちます。
ちなみに床は小国杉の浮造りです。
（浮造り＝凹凸のある仕上げ）
扉は建具屋さんの仕事になります。
ソフトクローズできる金物を取り付け。
扉の丸い穴は開閉のツマミにもなりますが、リモコンが反応するようにくり抜いているのです。
デザインはお任せしました。
この「お任せ」が、一番職人のアイディアを引き出す方法ですw
いかがでしょうか？
職人の魂が込められた手づくりTVボード。
愛着が湧くと思いませんか？
大量生産の既製品のTVボード
職人が創る世界に一つだけのTVボード
使うならどちらが宜しいですか？
ちなみに価格は20〜30万くらいです。
（ほとんど実費）
TVは65インチ（140cm）
現在、愛着を持って使っていますw
「1％の価値観」・・・
現在、手刻み工務店は全国で1%のシェアしかありません。
99%が工事加工によるプレカット工法です。
だからこそ、その1%に価値があるのです。
私たちの家づくりには、手刻みによる大工の魂が込められています。
その手刻みの素晴らしさを伝えるのが、私の天命です。
村田工務店 代表取締役（四代目）
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