みなさん、こんにちは。
いつもあなたの心に、ファイヤー 村田です。
今日は、どぎゃん??
ちょっとだけかな、ふくらはぎが。。
さて
昨日は、LIXIL熊本ショールームにて
村田工務店 私の講演でした。
地元、熊本県の工務店様が結構いらっしゃいました。
遠くは、水俣からお越しでした。
講演の議題は
「これから地場ビルダーが行うこと」みたいな感じです。
初めに、肥後トーヨー住器 中津社長(帝王)より
ご挨拶がありました。
ドスのきいた、気合のあるお話でした。
私達、工務店がいかにして受注できるかを
いつも真剣に考えていただき、感謝しております。
私の自己紹介をしていただきました。
9月5日は、何と
ルイ14世と伊達正宗の誕生日なんですって!?
・・・
地元、工務店さんの前で話すのは
やっぱり緊張しますね。。
1時間、当社が行っていることを
お話しさせていただきました。
企業理念の大切さ
理念がないと、方向性がまとまりません。
社員がバラバラな考え方になります。
理念に基づき、一致団結しようという事です。
そして、スタッフ紹介
どんな人達が働いているのか、お客様は知りたいはずです。
大工さんはどんな人?とか。
ブログ・facebookなど、さらに深く観れるようにしております。
お問い合わせ(資料請求)について
ただ、ご意見ください・・・だけでは、何も書いてくれないと思います。
どのような家を建てたいのか?
簡単に出来るようなチェック㋹方式にした方がいいと思います。
ここで、話していいのか・・・
最近のお客様で大切なのは
訪問NGにチェックがあると安心されます。
チェックを入れたら、訪問しないんだな!と解るからです。
ここは、重要です。
話していいのか!?
他にも色々ありますが
やっぱり全部は言えませんね。。
昨日来られた方から、怒られるからですね。
ご質問に対しての回答は、以下の通りです。
Q1、職人さんとの信頼関係をどのように構築されましたか?
職人さんが一人前に育ったところで辞めて、よそへ行く事をよく目の当たりにする。
A1、職人(大工)さんとの信頼関係は、やはり仕事が解っていないとダメだと思います。
そして、現場に行って何が問題なのか?どのように段取りして欲しいのか?を
面と向かって話し合う事だと思います。一緒に汗を流す感覚ですね。
大工さんが辞めないようにするのは、最も大切です。
仕事があっても家が建てられないからですね。
その為には、大工さんが辞めないような仕組みを創る事だと思います。
それは、お金とやりがいだと思います。
お金は賞与・退職制度・慰安旅行などで、やりがいは勉強会です。
Q2、色んな課題に取り組まなければならない建築業界において
実際に現場で棟梁としてやられている方は、今後どのようにしていけば良いでしょうか?
人的にも時間的にも忙しい中、出来ないことも多いかと思いますが、何か良い
アドバイスがあればお願いします。
A2、棟梁であり社長である。大変お忙しく、想像を絶する事かと察します。
ですが、ある程度人は必要だと思います。息子さんや、親戚の人を入れる
もしくは求人募集するなど、早急な求人が必要かと思います。
社長が病気になっても会社が潰れないような体制が必要だと思います。
Q3、これから二代目、三代目になられる方へ、何か心構えなどでアドバイスはありませんか?
特に、自分より先輩の職人さんや、従業員さんに対しての接し方
先代社長とのやりとりの問題などあれば宜しくお願いします。
A3、私は昨年、四代目として就任致しました。三代目会長(親父)からすれば
まだまだ力がないと、毎日怒られているのが現状です。。
私が会社に入ったのは15年前(27歳)でした。いきなり専務として入りました。
力もなく現場の段取りも全く解らず、社員・大工さんからも、こなされました。
跡継ぎならば、誰しも経験する事です。
逃げる事も出来ません、誰も手を貸してくれません。
自分自身が努力して、力をつけるしか方法はないと思います。
私は、3年くらいかかったと思います。
3年目にやっと一人で受注できるようになりました。
(2年間は、作業服姿でトラックに乗り現場監督をする)
それからですかね。
少しずつ、私を認めてくれるようになったのは。。
間違っても、自分を馬鹿にするような人たちを辞めさせてはいけません。
逆に会社にとっては貴重な財産だと思います。
私も初めは、頭にきて「コイツ辞めさせてやる!」と思いましたが
それは、自分が力がないから当たり前なんだと後で解りました。
もしかすると、早く力をつけて欲しいから、あえて嫌われ役を演じているのかも
しれません。
それから、先代社長(親父)との接し方について
確かに難しいですね。。
現に私と会長は、仲が良くないと思います(観える)。
意見が食い違うと、激突するからですね。
ただし、社員の前では、単なる親子喧嘩ですから、やってはいけないと思います。
社員のモチベーションが、最低に下がるからですね。
自分が我慢することで、簡単に防げます。
先代は、私たちよりも当然苦労していると思います。
だから、力をつけさせる為に必要以上にやかましく言います。
それは、当然のことであり、頭にくるのはナンセンスだと思います。
私は、一年くらい自分を捨てました。
先代が言うとおり、全て従いました。
そしたら、先代の価値観が何となく解るようになりました。
自分の我を出すのは、その後からでした。
ここで、大切なのは、先代と同じことをやっても
先代には絶対に勝てないことです。
先代の価値観を理解して、自分なりにどのように改善するか?が大切です。
私は会社に入って10年後にやっと本気で力を入れたのがHP(ホームページ)でした。
HPにとにかく自分の会社は、こうなんだ!
こんな素晴らしいスタッフがいるんだ!
素晴らしい大工さんがいるんだ!
仕様はこうで、価格はいくらだ!etc・・・
自分がアピールしたいことを、載せていきました。
そして、5年前からブログを書くようになりました。
ブログは毎日書いています。
ネタがなくても、必ず書く!という気持ちで頑張っています。
5年前アクセスが0でしたが、現在1000人くらいのアクセスになりました。
継続は力だと、改めて思いました。
おかげ様で、現在受注の90%はHPからとなっております。
①村田工務店様は、インターネットや、フェイスブック、内覧会などで
1年先までの受注を確保されているようですが
A=今は一年ではなく、最速着工が6月です。
(HPの住まいのニュース参照)
どのようにして、1年間の受注が取れるようになったのか
A=基本的には、HPから資料請求後、完成見学会等に来場されて
プランニング~申込み~契約の流れになっています。
当社は、専属の大工5組で行なっておりますので
年間20棟しか出来ません。
ですから、大工さんが終わって、次の現場をセット致しておりますので
結果、お待ちいただく状態となっております。
今に至るまでの苦労(失敗した事など)、過程、
A=苦労かどうか表現が違うかもしれませんが
ご契約いただけるか、いただけないか、全く解らないお客様に
全力投球してプランニングなどしていました。
何回もプランの変更をして、やっと金額を提示たら
「全然予算が合わない!」と言われて断られることもありました。
これは、当たり前の事だと思うのですが
私は、村田工務店で建てたいお客様のみに全力投球できないかな?と
考えるようになりました。
そして気づいたことは、HPに価格・仕様書を載せればいいのだ!と思いました。
おかげで、予算が全然合わないとは言われれないようになりました。
(ほとんどのお客様がHPを観ておられている)
今後考えている事。
A=もっと、お客様が必要としている情報の提供。
個別セミナー、個別案内会、個別ツアー
地域開放型のシェアハウス
週休2日の会社
会社のリフォームetc
②パソコンが不得手な工務店様での有効な見込み客獲得の方法。
A=パソコンが出来ないならば、出来るように練習すればいいと思います。
ちなみに私は、独学です。(PCが詳しい人に、教えてとお願いしまくる!)
それでも出来ないなら、PCが出来る人を雇う事です。
結論から言いますと、PCが出来なければ、大変厳しいと思います。
見学会のチラシだけでは、集客はあまり期待できないと思います。
(HPがない5年前は、3万部で3組の来場でした)
③パソコン活用の有益性、なぜHPなどが必要なのかについて。
教えていただければと考えております。
A=チラシを見て、良さそうならば、HPを観られるからです。
その時にHPがなかったら、恐らく見学会には来られないと思います。
HPがあれば、色々な情報を観られます。
そして、実際の家を観たくなったら、来場されると思います。
ですから、HPは必須です。
なかなか、我々メーカーが言っても、はなっからやらない
興味を示さない工務店様が多いので
A=恐らく、あなた自身がHPやブログ、FBをやっていないから
伝わらないのだと思います。
(お前がやってないのに、何で俺がせなんとや!と思っている)
成功されている村田工務店様より失敗談も交えながら
お話いただけると刺激になるのでは と思います。
A=まだまだ成功しているとは思えませんが、私がこれまで行なってきたことを
そのままお話ししようと思います。
という感じでした。
最後は、時間が足りなくて、かなりうろたえ(急ぎ)ましたが
何か一つでも参考になれば幸いです。
懇親会
本田住建の専務が挨拶。
若きホープです。
さすがに私の胴上げはありませんでした。
二次会。
滅多に行かないのですが、どうしてもついて来いと
中津社長に命ぜられましたので、喜んで行きました。
いや、自分から進んでたかな。。
たこ焼きが熱かったのか?
ぼじょれーぬーぼの解禁らしく、ラッキーでした。
味は覚えていません。
兄貴!兄貴!と・・・
よっぽど嬉しかったんでしょうね。
私も嬉しかったです。
アンケートのご協力ありがとうございました。
今回、肥後トーヨー住器の中津社長初め、マドリエグループ
LIXIL様には、良い機会を頂きまして、大変感謝致します。
熊本の工務店の繁栄に繋がれば幸いです。
NICE FIGHT
皆様の、夢のマイホームづくりに、少しでもお役にたてれば幸いです
ファイヤー
営業エリア=熊本市・市近郊(1時間内)
宮大工に始まり、大正5年より創業97年ののれん。
昔ながらの手刻みでの、まごころを込めた手づくりの家。
厳選した、杉材・桧材100%使用の、本物の自然素材住宅。
標準仕様(坪50万)は、アイシネン込の驚きの内容を
手の届く価格で設定。
HPでの仕様書公開は、業界ではタブーとされていますが
あえて、誠実に駆け引きなしで商売させていただきたく公開しております。
私たちの家づくりに、共感していただける
お客様を、心よりお待ちいたしております!
村田工務店
代表取締役(四代目) 村田 英樹
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2013 手刻みによる長期優良住宅(九州初) 益城町安永(ましき野 分譲地内)
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