みなさん、こんばんは。
いつもあなたの心にファイヤー村田です。
さて、大工さんの手刻みについて少し述べたいと思います。
現在、熊本県で手刻みをしている建築会社は約1割りと聞きます。
90%はプレカットという事です。
プレカットが悪いとは言いません。
切り込みが早くて、
確かに一日でできるのには
正直、魅力を感じます。
大工さんも、労力が要らずに喜ぶと思います。
しかし、当社はやはり手刻み・手づくりにこだわりたい。
先人からの匠の技、日本の伝統工法を絶やしたくない。
みなさん、大工さんの手を見た事ありますか?
握手した事ありますか?
凄い手をしてますよ。
特にうちの大工さんは。
大きな材料を抱えたり、墨付けしたり
切り込みしたり、かなずちも良く使いますし、とにかく硬くて大きな手をしております。
私は、そんなゴツい職人さんの手が大好きです。
私も、握手する時、人からデカい手ですね!と言われますが、それとは少し意味が違うと思います。
脱線しましたが
久しぶりに、口コミサイトを見ました。
みなさん、色々と勉強されてますね。
驚きました。
うちの事も結構話題になっており、ありがたいです。
安心感があるとの評価でした。
しかし、デザインが古いともありました。
まさに、的確に捉えていらっしゃいます。
当社は、その通りの建築会社です。
ここで、他社の建築会社さんに伝えたい事があるのですが、特に手刻みをされている会社さんです。
出来れば、是非、手刻みにこだわり続けて頂きたい!
必ず、近い将来、我々が行っているやり方が報われると信じています。
伝統工法のコミ栓打ち、丸太の台持ち継ぎなど、必ず、耐震等級に評価される時が来ます。
だから、技を後世に伝えて頂きたい。
今、墨付けが出来る大工さんが減り続けています。
悲しい限りです。
先日、北九州で工務店、大工さんの集まり約40社程おられましたが、手刻みでしていらっしゃるところは4社だけでした。
やはり、よその県も一割でした。
ある会社の社長さんが、言われたのですが、あなたには是非、手刻みを貫いて欲しいと託されました。
その会社は、当時年商10億でしたが
現在半分になったと言われました。
プレカットと手刻みでしていたが、全てプレカットに変わってしまったら
個性がなくなったと。
プレカットが悪いのではなく、恐らく、その会社のカラーが出しにくくなったからだと言われてました。
そして、もう手刻みには戻れないと言われました。
大工さんが、プレカットに慣れて
手刻みは、やりたくないとの事だそうです。
わかる気がしました。
だから、その社長さんの想いが今でも強く私の心に刻まれています。
これからも、手づくりの良さを
ずっと伝えていくのが、私の使命であると思います。
私にとっての運命の人でした。
明日は長崎に出張です!
例の、いえせんです。
明日も熱く語って参ります!
四代目予定(4月1日エイプリル・フールの日)
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