村田工務店
村田工務店

ファイヤー村田のブログファイヤー村田(四代目)のブログファイヤー村田(四代目)のブログ

ファイヤー村田(四代目)のブログ家の価格が上がる今、“建てるべき人”と“待つべき人”の違いとは?

「ナフサショック」が住宅業界に与える本当の影響

最近、お客様との会話の中で増えているのが、

「家の価格って、まだ上がるんですか?」
「今は様子を見た方がいいですよね?」

というご相談です。

確かにここ数年、住宅価格は大きく上昇しています。

木材価格の高騰、住宅設備の値上げ、物流コスト、人件費、職人不足…。

そして今、住宅業界では新たなキーワードとして
“ナフサショック”
が大きな影響を与え始めています。


そもそも「ナフサショック」とは?

https://images.openai.com/static-rsc-4/CJt1amG-QR3iCIjPsxRTpeCY5HDpUtu9Fj9v6n0W5Jcx9qoh_GMg3qUkjri6FvP2ev3gTD7zW-j1eLV6SPROqkLfI8e-taYgHpJD2hdA-TXqwVtUyWHHDzqtRmLgyOB7DjbKRtdWh9GBy57WJPlwPsIxNOsLZnZEjIZQorDXveRifhOF-y7yGqT4chgkJOI3?purpose=fullsize

https://images.openai.com/static-rsc-4/LSCak1P_JAJltNEEoaYCflVFe5DRTKv3JQVSUIrm-MDeTg6Gc6P8w_Ygsd913SMr2sjCAXE438RTNwi8UsU46WOBzi96He-wlf8AEzl6-vfeHa96-p4FhHWkEcnl6jrdj1WLOx5op_aADstp8nZ89hT-zLrS4SQ9Onf5-xeUDs2RLs6CqYNScjYDXUNq5RZm?purpose=fullsize
ナフサとは、簡単に言うと“石油から作られる原料”です。

このナフサ価格が高騰すると、住宅に関わる多くの製品価格が上がります。

例えば…

  • 断熱材
  • 配管
  • ビニールクロス
  • 接着剤
  • 塗料
  • 樹脂サッシ
  • 外装材
  • 住宅設備部材

つまり、
“石油を使うもの全般”
に影響が出るのです。

住宅業界は木の家に見えて、実は非常に多くの石油製品に支えられています。

そのため、ナフサ価格の上昇は、住宅価格全体を押し上げる大きな要因になります。


「そのうち安くなる」は本当なのか?

https://images.openai.com/static-rsc-4/Mqo1K2L68Iboyar1feqpEtqSZF8JkrQogz3Bo4u_qG2D-MeYveaC28ZB6zinDgJ9gc0RQXJN_e7erWMHNf0rD-a4vapklVNLJdN-ctOcqSy6LElgs1gb7nbS-fRlR_9qQheyusP6D6RUt-V_Su-tZs4ksP12Lwr3cXFl3k_biCb7r28hAhyxhAhnqM0JWcmC?purpose=fullsize

多くの方が、
「今は高いから、数年待てば下がるかも」
と考えます。

しかし現実はどうでしょうか?

  • 職人不足
  • 円安
  • エネルギー価格上昇
  • 建築基準の性能強化
  • 人件費上昇

これらは一時的というより、
“時代の流れ”です。

特に日本の住宅業界は、職人の高齢化が深刻です。

つまり今後は、
「材料費」だけでなく、
“技術費”も確実に上がっていく時代。

創業100年を超える工務店として、これから先、
「昔の価格に戻る」
可能性は低いと感じています。


今、“建てるべき人”とは?

① いつかは建てたいと思っている人

https://images.openai.com/static-rsc-4/7An48XzxN7qcYRpVB7lKmd7Stl2S-N7mwx_PTNqIhCy-LnqcWGKZW0uZaHzb4W8mDHgFGVWe--JUNdauVRHLAy3KQS-VGQ3P7ZFJ_k72pwy_53QhN6LbLpGUjIBko9JgXBOdCQDHi6tZR6_pPxeNWbQhU60gis6UtzGgUQDOksFlYPcasWsba_OWUa9qmf_8?purpose=fullsize

実は一番危険なのが、
「いつか建てたい」と思いながら何年も先送りすることです。

その間に…

  • 家賃を払い続け
  • 住宅価格が上がり
  • 金利も上がる

可能性があります。

例えば月10万円の家賃なら、5年で600万円。

さらに建築費が500万円上がれば、合計で大きな差になります。


② 土地を持っている人

https://images.openai.com/static-rsc-4/K-sCkzms4xIpxANw62JLSxn62Ii9SGRvQT7XFyn90YipZrFm7ymX5DSfv1FoWdVkgG6aH044BLMZFzJdQeOzQlheQzsdTHUzmmOzKHgEhTqZc_r1XQKBtCZTOAVRBxke_W2MAmj6Rb4QCJs_kGDXPaO-2A7Tq93vvAKupI2A8yCBz2qvBfMTEmHwkFFIpF58?purpose=fullsize
https://images.openai.com/static-rsc-4/80ENr56bKOEQgPiMbTLzT4Hzpaw2dIcT2wHB78Xghw58IqOfqRcxcnC8Rx1ghhtYW9f_QWV9I98fGiRYc6d6xljXltIpNzD2wNvmYrEVDM3AWL0oo7pLLwWQnETLZkm7loucLTJfQa3b07flKOpcHgLlR70F-8xKW-bCFHAMkd4AY5xYd_B7LjuBoLbxa_cH?purpose=fullsize
土地を既に所有している方は、今の時代かなり有利です。

特に、

  • 実家の敷地
  • 相続予定地
  • 所有地

がある方は、建築費上昇の影響を受けても、全体予算を調整しやすい。

土地価格の高騰リスクを避けられるのは大きな強みです。


③ 光熱費まで考えられる人

今後は、
「建てる時の価格」だけでなく、
「住んでからのコスト」
が非常に重要になります。

例えば高断熱住宅は、初期費用は上がります。

しかし、

  • 電気代
  • 冷暖房費
  • 健康
  • 快適性

に長期的な差が出ます。

これからの時代は、住宅性能そのものが“資産価値”になります。


逆に、“待つべき人”とは?

① 焦っている人

「今契約しないと損ですよ!」
という営業トークだけで決めるのは危険です。

家づくりは、人生づくりです。

  • 誰と建てるのか
  • どんな暮らしをしたいのか
  • 何を大切にするのか

ここが曖昧なまま建てると、価格以前に後悔します。


② 予算に余裕がない人

https://images.openai.com/static-rsc-4/koGmJJIbTxqFDqH0-WGsz9MW55yd2wge5WzE-PcIB2iZR1QGiWdNgSba0X6t2lfn3dnckldGuuDj8CngcD9pTSJGeYzMT1Wrsn8-V1DgelcJ5V1Ii5OximpuFW93cbCQ5YkIQHvMPB-D_v86JcC9YEyxJplDtUAXFsV8he2u-Gy9F1BCWctqaIlrxWyF9ar7?purpose=fullsize

住宅ローンは、
“借りられる額”ではなく、
“安心して返せる額”
で考えるべきです。

これからは金利上昇リスクもあります。

無理な資金計画は、暮らしそのものを苦しくします。


③ 「安さ」だけを求める人

今後は特に、
“安さ重視の家”
のリスクが大きくなると感じています。

価格を下げるために、

  • 性能
  • 耐久性
  • 断熱性
  • メンテナンス性

が削られるケースが増えるからです。

結果として、

  • 光熱費が高い
  • 夏暑い
  • 冬寒い
  • 修繕費がかかる

という未来になりやすい。


最後に

本当に大切なのは「価格」より「価値」

https://images.openai.com/static-rsc-4/Ef1Tipt_zZt08sfNrKlZOwCayM68z4VvWUkhQZMscFnEN1h6y9JPoLtQ6zOtbJMgnIFFPAA9VWzFgio3x4E-k1xBuVi7SGhUVnfuUgeYFZR_lJeIc7YtIOr2rV9B2OfYlM2pMEGOwg1yeIULBRQ-fLa67LphszXbdEsv3ly07QYIsG9FWI3287ETd6N4OEDp?purpose=fullsize
ナフサショックによって、住宅価格は今後も影響を受ける可能性があります。

しかし大事なのは、単純に
「高いからやめる」
ではありません。

  • なぜ家を建てるのか?
  • どんな暮らしをしたいのか?
  • 家族とどんな時間を過ごしたいのか?

そこが明確な人は、価格変動に振り回されません。

家とは単なる“商品”ではなく、
家族の命と人生を守る場所です。

だからこそ今の時代は、
「安く建てる」よりも、
「長く愛着を持てる家を建てる」
ことが、何より重要なのではないでしょうか。