今回のGWに私は仕事の哲学という本を読みました。
その本の中では、三流・二流・一流の違いがいくつか書いてありました。
三流は、誰の教えも請わない。
二流は、優秀な人に憧れる。
一流は、師を仰ぎ、師を超えようとする。
出世している人たちは、「私には師匠がいました」「憧れの上司がいました」と
必ず口をそろえて言われるそうです。
今の自分にはできないかもしれないけど
将来はできるようになるかもしれないと、自分の「可能性」を見いだすことが
できていたのだそうです。
私が入社当時に専務(現四代目社長)から
光る玉の話をされたのを思い出しました。
1人1人は光る玉の原石であり、必ず可能性を秘めている。という意味なのですが
例えば「出世する」とか「成功する」という言葉だけの抽象的なものを目標にするより
身近な上司、先輩という存在からこそ、自分の可能性に実感が持てるのだと思います。
もう一つ、この本の中で印象深かったものがあります。
三流は、卑屈である。
二流は、自分の力を過信する。
一流は、運を味方につける。
大企業の役員の人たちは、「なぜ、出世したいんですか?」という質問に、
「運が良かったから」と答える人が圧倒的に多いそうです。
もちろん、運だけではなく
努力して努力してたどり着いた果てに、もう運だ、と思うしかないぐらい
努力した人だったからではないでしょうが、世の中には運が良くなるサイクルが
あるのだそうです。
仕事上で難しい問題点が現れた時、成功する確率というのは
100%などということはありません。
どんな場合でも100%未満、やってみないと
分からないその100%未満の可能性を「できそう」と考えるか「できなさそう」と考えるかで
成功する確率は大きく差が開くと思います。
強運という自信こそが人を伸ばすエネルギー、とこの本の中にも書いてありました。
私は人の上に立つ立場として、憧れるような上司・先輩になるべく
何事にもチャレンジ精神で「できる」という自信を持つよう、心がけます。
当社の家づくりはそれだけの自信をもてるものと思っていますので
あとは自分の心がけ次第だと感じました。
坂本 祐一