社長になる人に知っておいてほしいことを読んで
(松下幸之助 PHP総合研究所より)
商売の神様と称される、松下幸之助の言葉に
色々と学びました。
私も近い将来、四代目社長となる立場にあります。
社長とは、どの様な人間であらなければならないか?
1・社長は、最高の熱意を持たなければならない
当社で約20人余りの組織ですが(大工職含む)
家造りの想いでは、その中で
最高でなければならないとありました。
それには自信がありますが、いかにその想いを
伝える努力をせねばならないかと感じました。
2・社長が動かなければ、社員は動かない
私も毎月、九州のスーパー工務店の集まりで色々と勉強させて頂いておりますが
立派な事を言うだけでは社員は動かないと思います。
まずは、私自らが率先して汗を流す事が大切だと思いました。
3・企業理念に基づいて教える
ただ感情だけで伝えるのではなく、理念に基づいて説明するのが
真の意を伝えるのに大切であると思いました。
当社にも企業理念が3つありますが、現在の社長が創ったものです。
私もその理念に基づいて跡を継ぐ所存です。
4・ワンマンであるが、社員の心を聞く
ただ厳しいだけではなく、社員の心を理解した上で
さとす努力も必要であると感じました。
いかにして社員にさとすかが、社長の仕事であると感じました。
5・社員が同情して、感銘を受ける
社長は哀れだなと社員が思うくらい一生懸命でないと
社員は動いてくれないとありました。
だから、人一倍朝から晩まで社員より長く
仕事をせねばならないと反省させられました。
今年から朝から一番に来て、一番最後に帰るよう努力します。
6・自分の仕事を誇りに思う
先代は宮大工から始まり創業95年になります。
私の親父が三代目で、私が跡を継げば四代目という事で
大変誇りに思いますし、身が引き締まる思いです。
7・調査結果とカン
90%のカンと10%の科学
机の上で科学的数字だけを信じるのではなく
やはり現場でのカン、体験からのカンが最終的には大切であるとありました。
今年は、時間を作っては現場廻りを増やし、現場からの些細な
問題にも触れていかねばならないと感じました。
8・人を活かすは長所と短所をみる
社長命令で全社員にそれぞれの長所、短所を示す評価シートを
提出するよう言われましたが、やはりこれも大切な事だと
改めて感じさせられました。
平凡な毎日を過ぎても人間的にレベルUPしません。
自分の長所と短所を第三者に評価されることが
刺激を受け、精進する事に大切であると理解しました。
まだまだ、私は力不足で社長になる器ではないと感じましたが
それでも、毎日毎日を一生懸命努力して生きる事が
時が経ったときに、人が評価するものだと思います。
新しい年がスタートするにあたり
ここで私の抱負とさせて頂きますので
今後とも、皆様、宜しくお願い致します!
四代目予定 村田英樹