お金にまつわる色々な考え方があると思われました。
特にお金を設けるより、お金を使う方が難しいと言う事である。
お金の作り方次第で本人か廻りの人が不幸になったり、
幸福になったりすると言う事である。
又、今マスコミで取り上げている、タイガーマスク運動の様な事に参加すれば
違った幸福感が有るだろう。
幸福感を持って仕事が出来る様に成りたい者である。
作者が、今までに経験などから得たさまざまな教訓が綴られた一冊でした。
その中で一番印象に残ったいる事は、何事においても本物をいかに知っているかであると
言う事です。
本物を知っていればそれがどれくらいの価値があって、どれくらいするのかもわかり
又、しれに近づける努力も出来ます。
家造りにたずさわっている今日、大工職として見れば家造りもプレカットで、ローコストが
ほとんどになっています。
気を見て一本一本仕事が出来る職人も限られて来ているのも事実で、本物の仕事が
出来る場も少なくなってきています。
職人は仕事をしなければ技術を極める事は出来ません。
技術を後世に残していく努力をつづけて行きたいと思います。
棟梁 上田 和徳