この本には、学び方・考え方・働き方・生き方について書いてあり
まず初めに学び方については、人間として共通した義務感とか責任感というものをいかに
自覚するかということ。そして人の苦しみや喜びといったものを理解できる人でなければ意義ある仕事はできないし、人を導くことも幸せにすることもできないということ。
考え方については、将来どうあるべきかを案ずる。経験をもとに奥深く考え洞察力のある人になる。それと志を固めて堅持する。いったんこうと決めたら迷わないこの道で光明を見出すのだと自分の考え方を固めていく。
働き方については、苦労に苦労を重ねることによって、磨かれ完成した人格はその人の仕事にでる。
自分の人生もそういう考え方で歩み成功する人になりたい。
生き方については、辛抱強く耐える力ということで、これからの自分の一生を無事にやっていきたいのなら、それ相応の辛抱は必要であり、喜怒哀楽を表すのはかまわないが腹が立つときも辛抱強く、耐えるべきは耐える人になりたい。
最後に青春をテーマした言葉で心に残ったのが、青春とは心の考えである、信念と希望にあふれ、勇気にみちて、日に新たな活動をつづけるかぎり青春は永遠にその人のものである。
その言葉にはいろいろな意味があり、今日に満足せず、明日、明後日のことは思いをめぐらせ将来の自分自身についても理想をもつことそして、経営者と従業員は運命共同体ということで、経営者は自分の会社において果たすべき使命を考えて、それを明らかにし従業員はその使命を理解し尊重してお互い力を合わせて実現に向かう。
これまで書いたことを思い社長の右腕となり部下を指導し、自分自身も人間を高め知恵を高め会社の発展に貢献していきます。
出田 宏行