
2025年9月、人生初となる『一生大切にしたい愛着のある家 ~四代目社長の後継奮闘記~』を出版しました。
創業109年の工務店を受け継ぐ中で経験した葛藤や学び、そして家づくりに対する想いを一冊にまとめました。
村田工務店そして村田英樹のことが全て書かれています。
その中で私が最も伝えたかったことがあります。
それは、「家は単なる商品ではない」ということです。
家をつくる本質は何か?
お客様が家を持つ本質は何か?
後継者の本質とは・・・
様々な観点でお伝えしております。

宮の台モデルハウス「焼杉の家」
2024年8月に村田工務店初のモデルハウスを建築致しました。
詳細は、本に書かれておりますが、
私たちが目指している家づくりを言語化するならば、
「一生大切にしたい愛着のある家」です。
性能だけを追い求めるのではなく、
住むほどに好きになる家。
家族の歴史が刻まれる家。
そして次の世代へ受け継ぎたくなる家です。
その象徴が焼杉です。
焼杉との出会い






「焼杉」は日本の伝統技術です。
杉板を焼くことで炭化層を形成し、
・防虫性
・防蟻性
・防火性
・耐久性
を高めます。
先人たちの知恵によって生まれた、日本が誇る究極の外壁材です。
しかし現在、この伝統的な三角焼きを行う職人は少なくなっています。
だからこそ私たちは、その技術を未来へ残したいと思っています。
焼杉は劣化しない。歳を重ねる。


私はよくこうお伝えします。
「焼杉は劣化するのではなく、歳を重ねるのです。」
一般的な外壁材は経年劣化が気になります。
しかし焼杉は違います。
経年劣化ではなく、経年美化である。
年月とともに表情を変え、
その家だけの味わいを育てていきます。
まるで家族と一緒に歳を重ねるように。
愛着のある家とは

私は性能だけでは人は家を愛せないと思っています。
家族との思い出。
成長の記録。
手入れしながら暮らす喜び。
そうした積み重ねが愛着になります。
だから私は、
「愛着性能」
という言葉を大切にしています。
焼杉文化を未来へ


創業109年。
私たちは多くの先人たちから技術と想いを受け継いできました。
手刻みは目には見えませんが職人の想い魂が木材に刻まれ、
それが形となり、そして家族の思い出を刻む。
そのような家づくりを村田工務店は大切にしています。

焼杉もその一つです。
便利さだけを追い求める時代だからこそ、
先人が残した本物の価値を次の世代へ繋ぎたい・・・
それが私たちの使命だと思っています。
最後に


家は人生を支える器です。
だからこそ、
長く愛される家であってほしい。
住むほどに愛着が深まる家であってほしい。
焼杉には、その想いを形にする力があります。
これからも私たちは、焼杉とともに「愛着のある家づくり」を追求し続けていきます。




