この本の著者の井上さんは 奥様が交通事故に遭い植物状態になったという
経験をし、医者からは助からないと宣告されました。しかし、あきらめず
今やれることはなんでもするという事を実践し、その結果 意識を取り戻しただけではなく
普通の生活を送る事が出来る様になられました。
この経験を通して「思ったらすぐに行動」をする事で、どんな困難も克服出来ると確信し
又、それをしないでいると人生はもったいないと思うようになったと書いてありました。
内容としては
①行動することが気持ちを変える
気持ちが変わるのを待って行動するのではない
②リアクションも早く取る事が成功者には共感している
③時間の大切さを知る (短時間に集中して取り組む) 等々です
結論は、どんな状況であっても失敗をおそれず自ら動くことが大切であり
その事が良い結果につながるという事です。
頭では分かったつもりでいても、なかなか実践出来ていない事が多々ある事を
反省し、目の前にあるすぐ出来る事を毎日続けていこうと改めて思いました。
「今日の努力は未来への貯金」という気持ちを忘れないとも書いてありました。
ついつい努力して、成果が見えないと持続力を失いがちになっていましたが、
貯金をしていると考えると いつか自分の力になると信じ頑張る事が出来ると思いました。
最後に私たちの「行動の9割が無意識である」とありました。
私たちの性格は無意識で出来ているという事であり、その性格は習慣の集まりだそうです。
習慣についてあまり意識が無かったのでビックリしたのですが、
日頃から意識してプラスの習慣を身に付ける事が出来る様努力していこうと思います。
村田 幸